ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)は、殺菌、消毒、消臭作用がとても強いオイルです。
切り傷、虫刺され、風邪予防、お部屋の除菌に使うなど、広い範囲で利用することができます。
目次
虫刺され
かゆみや痛みを軽減して、治りを早くしてくれます。
かゆみによって掻いたことによる感染を防ぎます。
直接塗布することができ、効果がマイルドなので同じ場所に繰り返し使用しても皮膚の炎症を起こす心配がありません。
昆虫の忌避作用があるので、原液を直接皮膚に塗布したり、キャリアオイルに混ぜて使用したり、または希釈したものをスプレーで体に吹きかけて、蚊やブヨ、ノミに刺されるのを防ぐことができます。
お部屋のお掃除に
ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)は殺菌、消毒作用が強く、防臭効果もあるので、バケツの水に数滴のティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)を入れて部屋の拭き掃除に使ったり、キッチンや玄関など臭いが気になるところにスプレーして使うことができます。
害虫の忌避効果があるので、拭き掃除をすることでダニの防止になります。
カビの繁殖を抑える
殺菌、消毒作用の強いティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)は、カビにも効果があります。お風呂やカビの生えやすいところにスプレーしてカビの繁殖を抑えます。
暗室で保存
エッセンシャルオイル(精油)は揮発性のため、空気に触れると蒸発し、また酸化が進みます。
酸化・変質を防ぐために蓋をしっかりしめて、直射日光、高温多湿を避けて暗室で保存します。
火気の近くで使用したり、置いたりしないようにします。
お子様やペットに注意
飲み込んだり、大量に皮膚に付くと危険ですので、小さなお子様やペットの手の届かないところに保管してください。
新鮮なものを使用
酸化・変質したエッセンシャルオイル(精油)は皮膚に対して刺激が強くなります。
新鮮なものを使うようにして、開封後は約1年くらいを目安に使い切るようにします。
柑橘系のエッセンシャルオイル(精油)は開封後半年以内に使い切るようにします。
古くなったものは、殺菌や消臭に使うようにしましょう。
1 ニキビ、傷、火傷、虫さされなど狭い範囲で使用する時は、原液を直接幹部に付けることができますが、原液を広い範囲で使用することは危険ですので、お止めください。
原液を使用する場合はパッチテストを行なってから使用することをおすすめします。
肌の弱い方は、ホホバ油などのキャリアオイルで希釈したものをお使いください。
2 エッセンシャルオイル(精油)を飲み込んだり、目や粘膜に使用することは避けてください。
誤って飲み込んだり、目や粘膜に付いた場合は、大量の水で洗い流し、すぐに医師の診察を受けてください。
3 3歳未満のお子様は、ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)を含め、エッセンシャルオイル(精油)の使用は、芳香浴のみにしてください。
4 猫や犬などの小動物には、エッセンシャルオイル(精油)の使用は中毒症状をおこして危険な場合があります。使用しない方がよい精油もあるため、使い方をよく調べて注意深く使用する必要があります。
ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)も同様に使用することは危険ですので、ペットの皮膚についたり、ペットが舐めたりしないように注意しましょう。
特に猫に、ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)による中毒症状の事例が報告されています。
猫には危険性が大きいので、猫を飼っている方は注意が必要です。
この本は、ティーツリーオイルの歴史や、収穫、植林の方法、オイルの詳しい使用法など、
ティーツリーオイルのみについて書かれています。