車酔いの大きな原因のひとつは
車内のガソリン臭や排気ガス臭です
ティーツリーのエッセンシャルオイルを塗布したマスクをつけることで
臭いが原因による車酔いを防ぐことができます
ティーツリーオイルの香りが気分を爽やかにして
車酔いの原因になる不快な臭いをシャットアウトします
車に酔いやすい人にとって
バスや自動車での旅行や移動は、とても辛いものです
車酔い防止に効果があるとされている
いくつかの方法を試してみても効果が感じられなかった方は
ティーツリーマスク
で快適なドライブやバス旅行をお楽しみください
車内の臭いをシャットアウト
ティーツリーマスクは、車内のガソリン臭や排気ガス臭をティーツリーの香りを塗布したマスクでシャットアウトして、つねに爽やかなティーツリーの香りを嗅いでいることで車酔いを防止するものです。
臭いが原因の車酔いに
車酔いは、 車の横揺れや振動、スピードの変化によるものが一番の原因と考えがちですが、車内のガソリン臭や排気ガス臭をシャットアウトすることで、 車酔いは防ぐことができます。
疲れているときの車酔いにも
疲れているときや体調が悪いときは、 ガソリン臭や排気ガス臭はとくに強く感じられて、気分が悪くなりやすいです。
そんなときでも、ティーツリーマスクをつけると車酔いを乗り切ることができます。
1 マスクとティーツリーオイルを用意
マスクとティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)を用意します。
マスクは、風邪や花粉症に用いる衛生用のサージカルマスクなど、ノーズフィットワイヤーが付いていて、鼻にフイットさせることができるものが効果的です。
2 マスクにティーツリーオイルを塗布
マスクの鼻孔(鼻の穴)が当たる部分に、ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)を1~3滴ほど塗布します。
塗布する量は、香りやエッセンシャルオイル(精油)に過敏な方など、個人の体質にもよりますので、ご自分に適した量を塗布してください。
3 マスクを顔にフィットさせる
通常のマスクの使い方と同様に、マスクを顔に当てて、ノーズフィットワイヤーを鼻のカーブに合わせて密着させます。
マスクを顔にフィットさせながら耳にヒモをかけ、マスクのプリーツを上下に伸ばしてあごの所まで広げます。
エッセンシャルオイル(精油)は100%天然ですが「アロマオイル」など合成香料のものや、農薬、化学肥料を使ったものはティーツリーマスクに使用しないでください。
香りの刺激が脳に伝わること、皮膚に接することを考え天然100%以外は使用しないようにご注意ください。
肌につけられるものを使用
ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)はラベンダーオイルとともに直接肌につけても大丈夫なオイルですが、原液を肌につけられない他のエッセンシャルオイル(精油)はティーツリーマスクには使用できません。
また、エッセンシャルオイル(精油)は新鮮なものを使うようにします。酸化・変質したエッセンシャルオイル(精油)は肌に対して刺激が強くなります。
1 乗車前からマスクをつける
車酔いをしやすい人は、駐車中の車外の排気ガス臭でも気分が悪くなったり、また乗車と同時にガソリン臭で酔ってしまうことがあります。
そのため、車に乗ってからマスクをつけるのではなく、乗車する5~10分くらい前からティーツリーマスクをつけているほうがガソリン臭や排気ガス臭を吸い込むことがないので効果的です。
2 数分後には気分がスッキリ
ティーツリーマスクをつけて車が発車してから少しすると、車酔いのときの気持ちの悪い状態になる場合がありますが、数分後には気分がスッキリして、その後は車酔いすることがありません。
酔いそうな気分になってもあわてず、必要があればティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)をつけ足してください。
3 車から降りるまで外さない
乗車中にティーツリーの香りが薄くなってきたら、マスクにティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)をつけ足してください。
気分が良くても途中でティーツリーマスクをはずさず、車から降りるまでつけていることをおすすめします。
大人の車酔いは臭いが大きく影響しています
身体の機能が発達していない子供の車酔いは三半規管が刺激を受けることが原因になりますが、大人の場合は三半規管が刺激を受けて車酔いをすることが少なく、車内の臭いによる影響が一番大きいといわれています。
車内の臭いをシャットアウトするティーツリーマスクは、臭いが原因の大人の車酔いに効果があります。マスクだけでは車内のガソリン臭や排気ガス臭をすべて防ぐことはできませんが、ティーツリーの香りをプラスすることで、車内の臭いの影響を受けず爽やかな気分でいることができます。
車酔いの原因になる臭いにはガソリンや排気ガスの臭いのほかに、煙草や食べ物、香水の臭いなどがあります。
ペパーミントオイルについて
車酔いにはペパーミントオイルが効果があるとされています。
エッセンシャルオイル(精油)は高濃度なので、ほとんどのオイルは原液を直接肌につけることは刺激が強すぎて危険です。ペパーミントオイルも直接肌に付けられないオイルのひとつです。
ティーツリーマスクはマスクに塗布したエッセンシャルオイル(精油)が皮膚に接触しますので、ペパーミントオイルの使用は適していません。
ペパーミントオイルを使用する場合は、ハンカチやティシュペーパーに塗布して直接肌に触れないようにして香りを嗅ぐようにするか、または車内にスプレーしてお使いいただくことができますが、ハンカチやティシュペーパーを使う方法は、ガソリンや排気ガスの臭いを防ぐには十分ではありません。
そのため、車酔いがひどい方はマスクを使うほうがより効果的です。
ティーツリーオイルは肌に直接つけても刺激のないオイルなので、マスクを使用した車酔い防止に適しています。
爽やかな香り
ティーツリーオイルは強い殺菌、抗菌、抗ウイルス作用があるほか、記憶力、集中力を高め精神を安定させる作用、また、リフレッシュ効果があります。
樹木系の爽やかな香りがガソリン臭や排気ガス臭をシャットアウトして、車酔いしそうな不快な気分をスッキリさせてくれます。
いくつかの車酔い防止を行なっても酔ってしまうとき
車酔いに効果があるといわれていることはいくつかあります。
・酔い止め薬を飲む
・バスや自動車の窓を開けて新鮮な空気を吸うようにする
・空腹や満腹の状態で乗車しない
・手首などの車酔いに効果があるツボを揉む
・サングラスをかける
・車体がカーブするときにその傾きと一緒に体も傾ける
それらを行なっても車酔いが改善されず車に乗ることが憂鬱で気が重い、長い時間車を利用することができないという方は、ティーツリーマスクを使ってみてください。
ティーツリーマスクをつけて長時間の乗車から降りたとき、まったく酔っていない、平常の気分と変わらない自分に驚くと思います。それだけティーツリーマスクは車酔いに大きな効果があります。
使い方にご注意いただく必要がある方
エッセンシャルオイル(精油)は濃度が非常に高いので、敏感肌の方、アレルギー体質の方は原液のままでの使用は避けてください。
パッチテストを行い、赤い反応がでなければ 原液を1%に 希釈したものをマスクに塗布してお使いください。
肌に接することになるマスクの使用ではなく、ハンカチやティッシュペーパーに塗布して肌に付けずに香りを嗅ぐ方法で、お使いいただくこともできます。
ガソリン臭や排気ガス臭を遮断できないので効果は半減しますが、それでも車酔いの不快な気分は和らぎます。
小さなお子様は、肌や感覚が敏感なのでエッセンシャルオイル(精油)は刺激が強いことがありますし、大人よりも反応が強く出ます。
原液を1%未満に希釈したものを使用し、塗布量も少量から始めてお子様の状態に合わせてください。
・3歳以下のお子様はティーツリーマスクは使用しないでください。芳香のみにしてください。
・3~12歳のお子様は、初めは10分の1くらいから初めて、多くても2分の1くらいにします。
・12歳以上は大人と同じでいいですが、2分の1に希釈したものから使い始めた方が安心です。
・65歳以上のご高齢の方も、濃度を2分の1にしたものをお使いください。
年齢の基準は目安です。お子様、ご高齢の方の体質、体調に合わせて量を調節してお使いください。
ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)の香りは癖があって好みではないので香りを嗅ぎつづけるのは抵抗がある、という方もいらっしゃると思います。
しかし、車酔いに使用してみると、思っているほど不快感がなく使うことができるものです。ティーツリーオイル自体の匂いで気持ちが悪くなるということはないと思います。
ティーツリーマスクで使用しているうちに爽やかな香りが好みになって、消臭や殺菌、虫刺されなどさまざまな用途に使えるティーツリーオイルを、日常生活の中でも使いたくなってくるかもしれません。
ただ、エッセンシャルオイル(精油)は香りによって体質や気質に合う、合わないがあります。ティーツリーの香りがどうしても好きになれなかったり、不快感を感じて自分に合わないように感じるときは、ティーツリーマスクは使用しないでください。
1 ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)の香りを直接吸い込んでいることによって気分が悪くなったり、皮膚に接している部分にかゆみやかぶれ、赤味、痛みなどがありましたら、すぐに使用をやめてください。
2 敏感肌、アレルギー体質ではない方でもパッチテストを行なったうえでお使いになると、より安心です。
肌への刺激が心配な方は、ホホバ油などのキャリアオイルでティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)を2分の1に希釈したものをお使いください。
3 ティーツリーマスクだけでまったく車酔いしないとはいいきれません。
とくに日頃車酔いがひどい方は、酔い止め薬を併用して飲まれることをおすすめします。
揺れが大きくなるタイヤの上の座席は避けるなどの注意も、あわせて行なったほうが良いと思います。
4 ティーツリーマスクは、個人の体質や感じ方によって効果は違いますので、すべての方に当てはまるものではありません。また、車酔いの重度、軽度、お使いになる環境などによって効果は違ってきます。
5 病気のある方、医療機関で治療中の方は医師や専門家にご相談のうえご使用ください。
ティーツリーのエッセンシャルオイル(精油)の取扱説明書や注意事項をよく読み、正しくお使いください。